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 安来市清水町の清水寺で20日、同寺の守り神に寺内安全などを願う権現祭(ごんげんさい)があり、参拝客には健康を祈って「権現粥(がゆ)」が振る舞われた。寒空の下での温かな料理とあって、用意された約200食分が1時間ほどでなくなった。

 元々粥は寺内のみで食べられていたが、10年ほど前から参拝客にも振る舞うようになった。同寺に供えられたニンジンや大根、小豆や米など約20種類の食材を使っており、これを食べると大病をしなくなると言い伝えられている。

 鳥取県大山町から妻と母と来た鹿島迪雄(みちお)さん(70)は「よく寺には来ているが、初めて食べました。七草がゆみたいで体によさそうです」と笑顔を見せた。

 同寺の清水谷善暁(ぜんぎょう)執事長(40)は「皆さんに食べていただいて、大病にかかることなく心穏やかに1年を過ごして欲しいです」と話した。(市野塊)