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 トランプ米政権がエルサレムへの米大使館移転を来年にも実施する方針だと、複数の米メディアが19日、当局者の話として伝えた。正式決定すれば、トランプ大統領によるエルサレムのイスラエル首都宣言を拒絶するパレスチナが反発を強めるのは必至だ。トランプ政権の国際社会での孤立も深まるとみられる。

 米メディアによると、西エルサレムにある米領事館を改修し、新たに大使館として使用するという。既存施設を利用することで、移転時期を早め、コストも削減できるという。

 ティラーソン国務長官はこれまで「大使館移転は用地確保や建設のために、少なくとも3年はかかる」と説明してきた。

 だがCNNによると、フリードマン駐イスラエル米大使が移転の年内実施を主張。ティラーソン氏は警備態勢を整えるために時間が必要と反論し、18日にトランプ氏と面会して、移転を来年に持ち越すよう説得したという。(ワシントン=杉山正)

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