ポール・ボキューズさん(フランス料理の重鎮)が20日死去、91歳。仏メディアによると、近年、パーキンソン病を患っていたという。

 高級フレンチの代名詞的な存在で、「美食の法王」などと呼ばれた。仏中部リヨン郊外で代々シェフだという家庭に生まれ、著名な料理人のもとで学んだ。世界中の高級料理や庶民の食堂にも足を運んでは、意欲的に採り入れた。家業を継いだ店は、ミシュランガイドで58年に「一つ星」を獲得し、65年から最高位の「三つ星」。料理コンクールを主宰するなど後進の育成にも力を入れた。(パリ=青田秀樹)