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 工業用のヤスリなどを作る新潟県燕市の企業が、腕や手が不自由な人でも気軽に使える爪ヤスリ「初爪(はつめ)」を開発した。元教員の社長と、教え子の医師のアイデアが詰まった商品。病院や介護施設でも使ってもらえるように準備を進めている。

 開発したのは、燕市燕の柄沢ヤスリ。高校教員だった社長の柄沢良子さん(62)は、退職後に父親から会社を継いだ。爪ヤスリを開発したきっかけは3年前。島根大大学病院の医師になったかつての教え子から、まひなどで腕が不自由な患者が、爪を切るのに苦労しているという話を聞いた。

 爪切りは使えないし、爪ヤスリを使っても、まひがある方の手は動かせない。「自分で爪を切りたい」という患者も多く、ヤスリを板に貼り付け、爪をこすりつけて削っているという苦労があると知った。

 「まひがあっても楽に削れる爪ヤスリを作れないか」と、教え子の医師と考え始めた。新商品の開発支援をする市の補助金も出ることになり、燕市出身のデザイナーの協力も得て、2016年春から開発を始めた。

 まずは、3Dプリンターで形状…

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