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(20日、フリースタイルスキー・モーグル女子W杯第7戦)

 「こういう試合に挑戦できたことは、すごくうれしく思います」と言いながら、伊藤みきはあふれる涙を何度も拭った。12位以内に入れば、五輪代表入りが確実となる大一番だった。だが、結果は22位。2006年トリノから3大会連続で五輪の舞台を踏んできたが、4大会目の平昌にはあと一歩届かなかった。

 敗因はスピード。これまでのW杯会場に比べてわずかに斜度が緩いコースに苦戦し、思うようにタイム点を伸ばせなかった。

 14年のソチ五輪直後に右ひざを手術し、「何回も、もういいかなって思う時はあった」と振り返る。それでも、歯を食いしばった4年間を振り返り、「さじを投げずに地道に取り組めたことは、今後の人生にとって良かった。幸せだった」と胸を張った。