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(21日、大相撲初場所8日目)

 十両と行き来をして、幕内在位は12場所目。弟弟子の遠藤や同学年の逸ノ城が脚光を浴びるのとは対照的に地味な存在だが、西前頭13枚目の24歳、大栄翔の動きがいい。6連勝と白星を重ね、1敗で上位に食らいついている。

 182センチ、160キロの関取では平均的な体格で、愚直な突き押しが持ち味だ。この日の千代丸戦。自身より33キロ重い相手に迷いなくぶつかった。攻め込まれたのは一瞬。両手で回転良く突きを繰り出して逆襲。右、左、右、左と力強く足を前に運んだ。土俵下で見ていた藤島審判長(元大関武双山)も「きっぷのいい相撲だな」と褒めた。

 本名は高西勇人(はやと)。大関豪栄道、新三役貴景勝、北勝富士らが名を連ねる名門・埼玉栄高出身で、2012年に追手風部屋に入った。14年名古屋場所で新十両、15年秋場所で21歳で新入幕と順調に昇進したが、最高位は東前頭3枚目で止まった。三賞も金星もなく、今、壁にぶつかっている。

 昨年秋場所も7日目まで1敗と好調だったが、後半戦で負けが込んで8勝止まりに終わった。だから好調でも支度部屋では淡々とした口調を変えない。「まだ終わってないので」と控えめな発言ばかりだ。

 正月には、埼玉県越谷市の神社で初詣をし、「上に行けますように」と願をかけた。9日目に自身最速の勝ち越しを決められるか。飛躍を目指す後半戦が始まる。(菅沼遼)

 ○鶴竜 中日給金は優勝した2…

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