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 西アフリカ・リベリアの大統領選で勝利した元プロサッカー選手のジョージ・ウェア氏(51)の就任式が22日、首都モンロビア郊外の国立競技場で開かれた。「国民の英雄」として期待を一身に背負うが、エボラ出血熱後に低迷した経済の立て直しや保健医療対策など、課題は山積みだ。(モンロビア=石原孝)

 就任式の会場となった3万5千人収容の国立競技場には、早朝から大勢の人が詰めかけた。ウェア氏は「より良い国家にするため、全力を注ぐ」などと演説した。

 会場には、ウェア氏が青春時代を過ごしたスラム街の人々もいた。

 トタンでできた家が立ち並ぶモンロビア近郊のジブラルタル地区。電気や水道も十分に行き渡っていないこの一画に、サッカー少年だったウェア氏は20歳ごろまで暮らした。

 自営業のベロニカ・ドゥーさん(46)は幼少の頃、ウェア氏と同じサッカーチームでプレー。ウェア氏は当初、ストライカーではなくゴールキーパーをやっていたという。時間があればサッカーやキックベースをして遊んだといい、「昔から誰よりもうまかった」と振り返る。

 ウェア氏は地元のチームでプレ…

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