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 陸上自衛隊員が武器の使用方法や部隊の運用方法を学ぶための教本が、少なくとも50冊以上、インターネットのオークションサイトに出品されていることが分かった。教本は市販されておらず、隊員しか購入できない。防衛省訓令で目的外使用を禁じており、陸自は出品の経緯や落札された教本の行方を調べている。

 陸自が昨年末に外部の指摘などを受けて把握した。陸自によると、出品されていたのは機関銃や榴弾砲(りゅうだんほう)などの使用方法が記された教本。対戦車隊の運用方法が記された教本も出品されていた。出品数は少なくとも50冊とみられ、一部は落札された可能性があるという。

 小野寺五典防衛相は22日、記者団に「決して見逃すことのできない内容だ」と強調。一方、「(教本の)内容は秘密指定されていない」と述べ、安全保障上の影響は否定した。