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 火災や地震の際に、ホテルなどで外国人向けの避難放送を流す装置を山梨学院大の学生らが開発した。現在、英語と中国語に対応した試作品で製品化に向けた実験を進めている。

 現代ビジネス学部の数住(すずみ)伸一教授のゼミ学生が外国人観光客の支援をめざして2016年に設立した合同会社「YGTS」が手がけた。外国人客が多い富士五湖周辺の宿泊施設で聞き取りしたところ、多言語で避難放送できる装置への要望があり、デジタル技術に詳しい学内の研究室と共同で開発した。

 試作した装置は縦15センチ、横8センチの箱形で、ボタンを押すと「火災報知機が作動しました」などのアナウンスが日本語、英語、中国語で繰り返し流れる。バッテリーで駆動するので停電時でも使える。緊急放送を意味する英語から「EMA―BOX(エマボックス)」と名付けた。

 北麓(ほくろく)地域のホテル…

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