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 今年の大学入試センター試験で注目を集めた、アニメ「ムーミン」と「小さなバイキング ビッケ」の舞台となった北欧の国を問う設問を巡る議論が続いている。センターが「厳密な意味で正確なものではない」と認めながらも、「知識・思考力を問う設問として支障はなかった」と説明する問題をどう評価すべきか。騒動は、ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの母国・フィンランドでも、複数の新聞で紹介された。

 注目を集めているのは「ムーミン谷がどこの国か」よりも、日本での報道ぶり。最大手ヘルシンギン・サノマット紙は「どこにあるかなんてささいなことだと思うだろうが、学歴社会の日本で大学合格に関わるとなれば、受験生にとっては人生を懸ける一大事だ」と伝えた。

 フィンランドとゆかりがある人たちは問題をどう見たか。東海大北欧学科の非常勤講師で、フィンランド出身の奥田ライヤさんは「ムーミン谷がフィンランドにあるだなんて考えたことはない。どの国よりも美しく、すばらしい場所だと信じている」と言う。「アニメの舞台」ではなく、「作者の母国」を問えば、より正確な問題になったのではないかと話した。

 翻訳家の森下圭子さんはムーミ…

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