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 京都ゆかりの識者に聞く「京の視座」。今回は国際的に活躍する指揮者の佐渡裕さんが、音楽人生と国境や世代を超える音楽の力について語ります。聞き手は日本近現代思想の研究者、中島啓勝さんです。

 ――ウィーンの名門トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任して2年。国内外で年間100回もの公演をしつつ、子どもにクラシック音楽の楽しさを伝える活動に力を入れていますね。

 「両親も兄も教師で、教えることは家のDNAなのかも知れません。でも、若い頃は指揮で飯が食えるかどうかで頭がいっぱいでした。変わったのは、バーンスタインと小澤征爾という2人の師の影響が大きいです」

 「20代の終わりごろバーンスタインに、最も印象に残っている演奏会を尋ねると、ニューヨーク・フィルやウィーン・フィルとの名演奏ではなく、米国の子ども向けテレビ番組『ヤング・ピープルズ・コンサート』を作ったことを誇らしく思う、と言ったんです。ぼくは子ども向けの音楽会は駆け出しの指揮者がやるものと思い込んでいたので、ジョークかと思いました」

 「でも、師の死後、札幌で『ヤ…

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