[PR]

ロータリーエンジンの半世紀 栄光編(8)

 「時計も壊れたんじゃないか」

 寺田陽次郎(70)は運転席でじっと時計を見つめながら、そんな感覚に襲われていた。その時、寺田に一喝された係員が窓をたたき、何度も300メートルほど先のゴールを指さした。「行け」と言っているようだ。

 「頼む、止まるなよ」

 そう念じてスイッチを押すと、燃圧計が上がり始めた。十分だと思ったところで、エンジンを再始動。

 「ウォン」。エンジンは再び咆…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら