[PR]

 問題は、どうはかるかだ――。静岡県内の建設関連35社でつくる県建設コンサルタンツ協会が、日本一の富士山(標高3776メートル)の「体積のはかり方」を募集している。答えが出ていなくても、正確でなくてもOK。はかり方のユニークさや面白さがコンテストでの審査ポイントとなる。

 担い手不足に悩む建設業界が、測量や設計などの仕事の面白さを知ってもらおうと企画。応募者を協会加盟社のインターンシップにつなげることも検討中だ。協会からの「挑戦状」の告知動画は、県交通基盤部が業界のPRのために運営する「静岡どぼくらぶ」のユーチューブ上のチャンネルで公開されている。

 体積をはかるうえで問題となることのひとつが、どこを富士山の「裾野」と定義するか。海面や1合目など考え方は色々あるが、これも応募者が自由に決めていい。協会が後日発表する「一例」では、外周の道路から上を富士山と定義するという。

 さて、実際にどう体積をはかるか。たとえば、飛行機で上空から長いテープを垂らし、山頂からふもとまでの距離や周囲の長さをはかる――。そんな斬新なアイデアを協会は期待する。吉野通範・技術研究部会長代理(62)は、「どうしたら体積をはかれるか考えることで、業界に興味を持ってもらいたい」。

 応募は、アイデアを動画に撮ってユーチューブにアップし、URLをメールで送信するか、専用の応募用紙に記入して郵送かメールで送る。締め切りは「富士山の日」の2月23日午後5時。詳細は協会のホームページ(http://www.sz-cca.com/別ウインドウで開きます)へ。(宮廻潤子)