[PR]

 23日に松坂大輔投手がプロ野球・中日の入団テストを受けたナゴヤ球場(名古屋市中川区)。新戦力となる「平成の怪物」の姿を一目見ようと、球場前に集まった約70人のファンからは、期待、不安、注文など様々な声が上がった。

 松坂世代だという愛知県岡崎市の会社員、池田貴博さん(37)は、松坂投手の大リーグ・レッドソックス時代のユニホームのレプリカを持って駆けつけた。「往年の豪速球は投げられないかも知れないが、メジャーで学んだ投球術を見せてほしい」

 「ここ数年、中日には暗い話題しかなかったので、うれしい」と話すのは名古屋市西区の会社員、大野晃裕さん(42)。3年間勝ち星の無かった川崎憲次郎投手が2004年に中日の開幕投手に起用され、その年のペナントレースを制した出来事を挙げ、「開幕投手で起用するのもありじゃないかな」と期待を込めた。

 一方で、ソフトバンク在籍の3年間で1軍登板が1試合のみだった松坂投手の入団には、疑問の声も上がる。名古屋市西区の公務員、白井崇さん(35)は「ここ数年全く投げられていない投手のために貴重な選手枠を一つ潰すのはどうなのか」と首をかしげた。「入団した以上は、若手の手本になるような活躍を」

 名古屋市中川区の会社員、岩田拓海さん(24)は「話題作りにしか思えない」と話す。松坂投手が1999年に新人で西武に入団した当時、2軍コーチだったのが中日の森繁和監督だったことを挙げ、「監督の縁もあったのでは。大投手なので、引き際は潔くしてほしい」と話した。(小手川太朗)

こんなニュースも