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 第11回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦1回戦、村山慈明七段(33)―三枚堂達也六段(24)戦が23日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、三枚堂六段が逆転で制して8強入りを果たした。開始早々から華々しい応酬が繰り広げられるスリリングな勝負だった。

 村山七段は前回の準優勝者で、今回は本戦からの出場。研究家として知られ、「序盤は村山に聞け」という言葉もあるほどだ。三枚堂六段は昨年、若手が対象の「上州YAMADAチャレンジ杯」で優勝した有望株。共に今期の勝率が7割を超えており、勢いのある棋士同士の対決となった。

 相居飛車の戦いになり、先手の村山七段が流行の6七銀+7八金型に、三枚堂六段が左美濃に構えた。互いに銀を前線に進出させ、対局開始後十数分で、盤上には早くも緊迫感が漂った。

 1図は後手が7三の銀を8四に動かした局面。▲6七銀のような手が考えられるが、村山七段はわずか18秒の考慮で▲3四銀と出た。三枚堂六段が「気づかなかった」という大胆な手だ。後手は△7六飛と銀をタダで取れるが、▲3三銀成と角を取る手が厳しい。△同玉や△同銀なら▲2四歩△同歩▲2二歩、△同桂なら▲2四歩△同歩▲2三歩(△同銀なら▲6七角で両取り)の攻めがある。

 事前に準備していた作戦でリードを奪った村山七段は「自信があった」という。一方、三枚堂六段は「自信がないというより、負け」と覚悟していた。しかし、この後、三枚堂六段が勝負手を連発し、ドラマが起きる。

 2図は先手が歩を取って▲2三…

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