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 大阪地検特捜部の主任検事(当時)による証拠改ざんを隠したとして犯人隠避罪に問われ、有罪判決を受けた元特捜部長の大坪弘道氏(64)が、大阪弁護士会への弁護士登録の申請を取り下げたことが23日、わかった。

 大坪氏は2010年10月、郵便不正事件をめぐりフロッピーディスクのデータ改ざんを隠したとして当時の特捜副部長とともに逮捕、起訴された。一、二審とも懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決で、13年10月、判決が確定した。

 弁護士法は禁錮以上の刑が確定すると弁護士となる資格を失うと定めるが、執行猶予期間が終われば申請が可能となる。大坪氏は17年9月、大阪弁護士会に登録を申請していた。

 関係者によると、登録の可否を判断する弁護士会の常議員会内で慎重な意見が多く出ていると知り、取り下げを決めたという。(大貫聡子)