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 かつて蒸気機関車(SL)の主要基地があった福知山市の資料館に、「会いに行ける元機関士たち」がいる。熟練鉄道マンと直接語り合えると好評で、この4年で訪問者は倍増した。しかし、施設の老朽化で、資料館は3月に休館することが決まった。SLの「聖地」はどうなってしまうのか。案じるファンは多い。

 この資料館は同市下新の「福知山鉄道館ポッポランド」。国鉄時代、数多くのSLが並んだ福知山機関区時代の資料を次世代に残そうと、1998年に商店街のリサイクルセンターを改装して開館した。大型旅客機関車C57の動輪や山陰線を走った寝台特急「出雲」のヘッドマーク、国鉄時代の福知山駅を再現したジオラマなど、数百点の貴重な鉄道資料を展示している。

 市の助成を受けながら、地元商店街が運営を担ってきたが、開館当時3万人近かった来館者は年々減少。2013年度には約9500人まで落ち込んだ。来館者からは「展示だけでは物足りない」との声も。そこで14年、元機関士らで作る鉄道OB会のメンバー15人が運営を引き継いだ。

 メンバーは70~80代が中心…

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