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 ヤフーは24日、川辺健太郎副社長(43)が新社長に就く人事を発表した。宮坂学社長(50)は代表権のない会長になる。ともに6月に予定する株主総会後の取締役会で正式に決める。「変化の激しいインターネット業界を勝ち抜くために、新たな挑戦と経営幹部の若返りこそが重要」(宮坂氏)として、6年ぶりのトップ交代に踏み切った。

 川辺氏は大学在学中にホームページ製作などを請け負うベンチャー「電脳隊」を起こし、2000年にヤフーに入った。動画事業の責任者などをへて、12年から副社長兼最高執行責任者(COO)となっている。

 東京都内で開いた会見で川辺氏は「ヤフーは今、(国内の)気鋭の若手ベンチャーと海外のグローバル企業との両ばさみになっている」と分析。オフィス向け通販「アスクル」や宿泊施設検索サイト「一休」を子会社化するなどしたが、営業利益はここ数年、2千億円前後で横ばいだった。

 「スマートフォンの会社」から「データの会社」になることを目指すという。川辺氏は「蓄積してきたデータを利活用してビジネスをより大きくしたい」と意欲を示した。ユーザーに「おすすめの商品」を提示したり、顧客企業の広告効果をあげたりしてビジネスの質を高める考えだ。

 宮坂氏は12年に故・井上雅博氏から社長を引き継いだ。会長としてヤフーにとどまる一方、子会社「Zコーポレーション」の社長に就き、ヤフーにはできない新規事業の開発に注力するという。(上地兼太郎)

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