【動画】Xプライズ財団の発表を受けて記者会見するHAKUTOの袴田武史代表=高橋雄大撮影
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 世界初の民間による月面探査レースに日本から参加するチームHAKUTO(ハクト、袴田武史代表)は24日、期限の3月末までのミッション達成について「困難との結論に至った」と発表した。

 ハクトは、探査車「SORATO(ソラト)」を、インドのロケットで打ち上げ、3月末までに月面に着陸させて走行などのミッション達成を目指していた。だが、ロケットに相乗りするインドチームの開発遅延や資金不足などが表面化。期限内の達成が危ぶまれていた。

 レースを主催する米Xプライズ財団は23日、ハクト以外の4チームも「期限までに達成できない」として、レース期間を延長せず、3月末で終了する方針を発表していた。

 会見した袴田代表は「ミッション達成は断念せざるを得ない。多くの方々の支援に対し、感謝している。皆さんの気持ちを届けるため、引き続き月面探査ができる方法を検討する」と話した。

 ハクトは、朝日新聞社など31の企業・団体が支援している。

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 〈朝日新聞社広報部の話〉 本社は、チームHAKUTOとメディアパートナー契約を結び、クラウドファンディングA―portで資金支援を呼びかけ、活動を後押ししてきました。レース期限までのミッション達成ができなくなったことは大変残念ですが、これからも、紙面や朝日新聞デジタルで宇宙開発を巡る様々な動きを取り上げ、読者や支援者の期待に応えていきます。

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