【動画】ユズの種子油に健康効果 高知大と馬路村農協が共同研究=森岡みづほ撮影
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 ユズの種は体にいいかも――。冬場は鍋の薬味としても人気のユズ。生産量日本一を誇る高知県で、種から取れるオイルの健康効果を高知大学が研究している。いまは肥満を防ぐ抗メタボ効果を検証中で、健康への効果を自らの責任で表示できる機能性表示食品の開発を目指す。

 ユズは1玉100グラム程度のものが多く、重量のほぼ1割が種子だ。かつては捨てていたが、産地として知られる同県馬路(うまじ)村の農協は2006年から種子のオイルをしぼり取り、化粧品などに使ってきた。豊作時の収穫は年間約1千トンで、オイルは年間1・6~2トンほど作られている。

 農協は09年に高知大学医学部と共同研究契約を結び、オイルの健康効果を調べてきた。その結果、アトピー性皮膚炎や乾皮(かんぴ)症の患者に適量を塗ると、症状が緩和されると確認された。高知大は16年、種子オイルの抗アレルギー性皮膚炎外用剤の特許を得た。

 さらに、カプセルで種子オイルを飲む実験では、老化などのもとになる脂質過酸化物の血中濃度が下がることがわかった。17年3月には種子オイルの抗酸化作用の特許を取得した。

 いまは抗メタボ効果を検証中だ。マウスにオイルを飲ませる実験では、血液中の善玉ホルモン「アディポネクチン」の濃度が約1・75倍になった。このホルモンは血中で脂肪を燃焼させたり、糖を分解するインスリンの働きを助けたりしており、抗メタボ効果が期待できるという。今後、人でも有効か調べる。

 ユズは中国の明代の薬学書「本…

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