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 防衛省は25日、草津白根山(群馬県草津町)の噴火で死亡した陸上自衛隊員の氏名について、第12ヘリコプター隊の伊沢隆行・陸曹長(49)=死亡後に3等陸尉に特別昇任=と発表した。防衛省はこれまで「家族の了解が得られていない」との理由で氏名を公表していなかったが、公表について同意が得られたという。

 陸自は2008年度以降、昨年6月までに公務中の隊員の死亡事故を計25件発表。このうち、亡くなった隊員の氏名を公表したのは3件にとどまる。家族の同意があり、事故の捜査などに支障がない場合に公表しているという。

 一方、陸自は25日、噴石にあたって一時重体となっていた隊員2人の状況も公表した。一人は左足から大量に出血したが意識も戻った。もう一人は腹と胸にけがをしたが、意識ははっきりしているという。