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 大阪発のバッグブランド「anello(アネロ)」が世界で人気だ。日本を含む11カ国で年間470万個のバッグを販売し、昨年11月には初の直営店を大阪・心斎橋にオープンさせた。ブランドの代名詞にもなったリュックは、模倣品が出回るほど。ヒット商品を生み出す会社はどのようにして生まれたのか。

 中央の「anello」のロゴに、がま口のようにガバッと開く特徴的な開口部。まちでその「口金リュック」を背負った人を見かけるたび、「幸せやなあと実感している」。ブランドを手がけるキャロットカンパニーの吉田剛社長(51)は、直営店の2階に移転した本社で語った。

 大阪府守口市出身。高校を卒業して父親が営む鉄工所で約1年働いた後、ファッション業界に憧れて19歳で雑貨メーカーに転職。半年後に独立して卸売業を始めた。

 最初は自転車操業だった。商品が売れればその足で次のメーカーに。ようやく仕入れたディズニーの手鏡をサンリオの店に持ち込んで「絶対売れる」と力説し、苦笑いされたことも。取引先に仕事を教えられ、少しずつ商品を仕入れられるようになった。

 「人間は一人やと何もできへん」。そんな思いを込めて1988年、「キャロットカンパニー」を立ち上げた。「人参(にんじん)」を意味する英単語に、人が集うイメージを重ねた。

 会社が大きくなるとともに、オ…

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