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 4月からの介護保険サービスの具体的な内容と新たな値段が26日決まり、高齢者の自立支援を促す仕掛けが随所に盛り込まれた。介護費の抑制に加え、多くの人に住み慣れた自宅などで暮らし続けてもらえるようにする狙いもあるが、望まない人への「押しつけ」を懸念する声もある。

 自立支援の目玉は、自宅など地域で暮らす高齢者を支えるデイサービス(通所介護)で設けられる「成功報酬」の仕組みだ。身体機能の回復実績に応じて追加で支払われる。

 利用者の食事や排泄(はいせつ)、着替えなど身体能力について、「1人で着替えられたら10点」「手助けが必要なら5点」などと点数化。利用開始時と比べて6カ月後の点数が上回っている利用者が、下回っている人より多くなるなどすれば、利用者全員について1人あたり月60円の「成功報酬」が事業所に支払われる。

 ホームヘルプ(訪問介護)でも、掃除や調理などの生活援助で、ヘルパーと利用者が一緒に活動すれば報酬をアップする仕組みとする。生活援助は「家事代行」との指摘もあって基本料は引き下げられた。

 全国で訪問介護事業を展開する「やさしい手」(東京都目黒区)は4月から順次、利用者の介護計画を見直す。担当者は「今後、ヘルパー単独で行う従来の生活援助が介護保険から外される可能性もある。生き残りをかけ、自立支援に資するサービスを提供していきたい」と話す。

 厚生労働省は現在、自立支援に効果がある介護の研究を進めており、3年後の次回改定では、成功報酬の仕組みをさらに拡大したい考えだ。ただこうした流れを疑問視する関係者もいる。

 東京都町田市でデイサービスを…

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