[PR]

 韓国の趙明均(チョミョンギュン)統一相は26日午前、北朝鮮が、大規模な軍事パレードを平昌(ピョンチャン)冬季五輪開会式の前日にあたる2月8日に行う方向で準備していると明らかにした。趙氏は「北韓(北朝鮮)が保有するほぼ全ての兵器を動員した、脅威度の高い閲兵式になる可能性が高い」と述べた。

 趙氏によれば、北朝鮮は平壌近郊の美林(ミリム)飛行場に、大規模な兵員と装備を動員し、パレードの予行演習を実施している。北朝鮮は22日、北朝鮮軍の創建日を1948年2月8日とする決定書を発表。五輪開幕の前日は創建70周年記念日にあたる。

 韓国の保守系野党などは政府に対し、軍事パレードの中止を北朝鮮に申し入れるよう主張している。趙氏は「平昌五輪を平和五輪とし、北代表団もやってくる」と述べ、南北対話を続けるため、対応に苦慮している事情を示唆した。(ソウル=牧野愛博)