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 26日午前10時55分ごろ、三重県伊勢市曽祢(そね)1丁目の伊勢高柳商店街から出火し、店舗や住宅など6棟が全焼した。市消防本部によると、一部焼損を含めると計12棟が焼け、商店街のアーケードも一部が焼け落ちた。けが人はいなかった。伊勢署は27日に実況見分し、出火原因を調べる。

 現場は、伊勢市駅から西方に約1キロ、伊勢神宮外宮からは北に約500メートルの商店街。市によると、大正時代にできた歴史のある商店街で、現在約45店舗が並ぶ。周りには戸建て住宅やマンションもあり、鎮火まで約4時間かかった消火活動を大勢の人たちが見守った。

 商店街の飲食店主、中瀬豊和さんは弁当の配達中、店舗のガラスが割れ、火が燃え広がるのを見た。辺りは煙だらけだったという。「あっという間に火が広がった。火事は怖い」と話した。

 靴店を経営する橘正志さん(66)は「商店街で何棟も延焼する火事は初めて見た。アーケードを補修して早く日常に戻さないと」と話した。

 津地方気象台によると、伊勢市内では日中、乾燥注意報と強風注意報が出ていた。