【動画】黒煙を上げるブリヂストンケミテックの工場=読者提供、井手尾雅彦撮影
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 26日午後2時半ごろ、三重県名張市西原町の「ブリヂストンケミテック」で出火した、と119番通報があった。県警や消防によると、敷地内の一棟から出火して周囲に燃え広がったとみられる。工場内の従業人は避難したという。工場は稼働中だったとみられる。

 同社によると、ウレタンを台所用スポンジ、ベッドのマットレスなどに加工するなどの工程で火災が起きた。50代男性が避難中に顔に切り傷を負ったという。

 工場の南約300メートルの名張市立北中学校では午後3時半ごろから、全校生徒536人を下校させ始めた。午後4時過ぎまである授業とその後の部活は中止としたという。寺嶋哲司校長は「有毒ガスが心配なので、生徒の安全を優先した。通学路に教員が立ち、無事に誘導したい」と話した。

 ブリヂストンケミテックはブリヂストン(東京)が100%出資する子会社。車の内装に使うウレタンフォームを製造している。ブリヂストン本社広報やホームページによると、1971年9月設立。従業員542人で、名張工場では社員約350人が勤務。年商248億円(2016年)。

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