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 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれている「第29回国際宝飾展」で真珠などを盗んだとして、警視庁は中国人の男女計7人を窃盗の疑いで逮捕し、26日発表した。警視庁は7人が国際窃盗団「ピンクパンダ」のメンバーとみている。1人は「真珠を盗んで中国で売ろうと思った」と容疑を認め、6人は否認しているという。

 捜査3課によると、7人は何鳳英(ホーフォンイン)容疑者(33)らいずれも住所・職業不詳の男女。逮捕容疑は24日午前10時55分~午後3時10分ごろ、会場内の計3社の店舗に客を装って近づき、店員の隙をみて真珠が入った袋六つと指輪1点、ネックレス68本(計約1500万円相当)を盗んだというもの。

 同展では少なくとも数年前からピンクパンダによるとみられる窃盗事件が相次いでおり、警視庁が捜査員を配置して警戒していた。同展のホームページによると、会期中の商談の総額は毎年約125億円に上り、著名人らを対象にした「日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰なども行われる。今年は24日から27日まで開催されている。

 ピンクパンダは欧州や日本などで開かれる国際宝飾展を狙う中国人窃盗団で、フランスの捜査当局が名付けたという。