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 北朝鮮が平昌(ピョンチャン)冬季五輪開会式の前日にあたる2月8日に軍事パレードを行い、核兵器を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)を展示する可能性が出てきた。金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が最近、パレードで核ミサイルの完成を誇示するように指示した。

 ソウルの情報関係筋が明らかにした。正恩氏は最近、在外公館に対し、2月8日を新たに北朝鮮軍の創建記念日とした決定を巡る文書を送付。軍事パレードの機会に核ミサイルの完成と核保有国の地位獲得をアピールするよう指示した。

 文書によれば、正恩氏は2月8日が五輪開会式の前日にあたり、世界の関心が北朝鮮に集中すると指摘。韓国を利用して世界の関心を高めたうえで、軍事パレードを行うとした。核ミサイル完成の宣伝は「正恩氏の特命」とした。

 同筋によれば、軍事パレードでは核搭載ICBMが移動発射台と共に登場する可能性が高い。韓国の趙明均(チョミョンギュン)統一相も26日、「北韓(北朝鮮)が保有するほぼ全ての兵器を動員した、脅威度の高い閲兵式になる可能性が高い」と述べた。(ソウル=牧野愛博)

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