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 米航空宇宙局(NASA)が開発中の新型有人宇宙船オリオンの実物大の模型が25日、カリフォルニア州サンディエゴで報道陣に公開された。地球に帰還する時に海上に着水させるカプセル型の宇宙船で、米海軍の軍艦を使って回収する訓練をした。

 オリオンは、草原地帯に着陸させるロシアのソユーズや中国の神舟と違い、アポロ宇宙船のように着水させるのが特徴。回収にあたるのは米海軍のドック型揚陸艦で、海上の宇宙船をワイヤで牽引(けんいん)して格納庫に収容することができる。

 NASAの回収担当責任者のメリッサ・ジョーンズさんは「実際にクルーが帰還したときに、どれだけ安全で迅速に回収できるかを確かめている」と話す。

 オリオンは月や火星への有人飛行を目的に、スペースシャトルの後継として開発され、2019年12月に月軌道への無人飛行が計画されている。有人飛行は20年代初めになる予定だ。(サンディエゴ=香取啓介)

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