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 「暖かくなったばかりで、寒いところも残っている」(中国の李克強(リーコーチアン)首相)。河野太郎外相の初訪中で、日中両政府は関係改善に向けて舵(かじ)を切り始めた。厳しい冬は越えたものの、両国には尖閣諸島をめぐる対立など難しい懸案も依然として横たわっている。(北京=松井望美、延与光貞)

 要人を迎える釣魚台国賓館。日中の大きな国旗が飾られた一室で、王毅(ワンイー)外相は河野氏ら日本側一行と1人ずつ握手を交わした。

 「(日中平和友好条約締結40周年の)年始に中国を訪問されたのは、日本政府が対中関係を改善したいという強い意思を表したものだ」。王氏はこう評価し、河野氏が選んだ赤の「勝負ネクタイ」に目を留めた。「積極的な態度表明だ」

 王氏との意見交換は昼食会を含め3時間半にも及んだ。中国側は日曜日にもかかわらず李氏らが相次ぎ面会に応じ、通常国会の開会中で平日に日本を離れられない河野氏に配慮を見せた。

 河野氏も李氏との会談で、2004年に若手議員団長として河南省を訪れた際に「お昼をごちそうになった」と思い出話を披露、李氏は笑みを見せた。一連の会談を終えた河野氏は記者団に「中国側から関係改善への強い意思を感じた」と手応えを語った。

 中国共産党大会を経て、習近平…

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