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宇宙新時代

 米Xプライズ財団とグーグルによる世界初の月面探査レースは、勝者なしのまま3月末で幕を閉じる。日本のHAKUTO(ハクト)を含む各チームは、期限内の打ち上げや技術開発が間に合わなかった。

 レースは、民間による宇宙開発の活性化を目指し、同財団が2007年に構想を発表。当初31チームが参加を表明したが、資金不足による棄権や他チームへの合流が相次ぎ、最終段階まで残ったのは5チームだった。

 その一つのハクトは、国内企業から約11億円を集め、探査車「SORATO(ソラト)」を開発。袴田武史代表らは「月面に到着できれば、優勝できる」と、技術に自信を見せていた。

 ただ、ソラトの打ち上げと着陸は他チームとの相乗りが前提。相乗り予定だった米チームは16年にリタイア。同年、改めてインドチームと契約を結んだ。しかし、同チームは約7千万ドル(約76億円)の経費のうち、昨年末までに6割しか確保できなかった。

 打ち上げに使うインド宇宙研究機関のロケット「PSLV」の費用約30億円を前払いできず、3月末までのミッション達成を断念したとみられる。同チームの広報責任者は「着陸機の開発と打ち上げ契約は月への道のりで最も重要だが、最も費用がかかる」と話す。

 ほかのチームも難航したようだ…

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