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 府中町の認知症サポートグループのメンバーが先月、同町のグループホームで暮らす認知症の高齢者に、両手を中に入れて温める筒状の防寒具「マフ」を贈った。イギリスでは「Twiddle Muff」と呼ばれ、高齢者施設や病院で多くの認知症の人が使っているという。ただ日本ではあまり知られておらず、サポートグループは広島から全国に広めたいとしている。

 製作したのは同町で二つの認知症カフェを運営する「だんだん」(伊東裕子代表)のメンバーら16人。1年前に朝日新聞厚生文化事業団がイギリスの病院関係者から製作について学び、だんだんや府中町社会福祉協議会と連携してきた。

 毛糸やフリース素材を使って直径20センチ、長さ35センチのマフ9個を約1カ月かけて製作。「だんだんマフ」と名付けて同町浜田1丁目の「府中みどり園」の高齢者9人に手渡した。マフを贈るのは初めてという。

 認知症の人は、何かを触ってい…

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