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 三重県が県産の伊勢茶を使った高級ボトル飲料の開発に乗り出し、720ミリリットル入りで税別2万3千円の商品が誕生した。高級茶本来の濃厚な香りとうまみが楽しめるという。首都圏の高級ホテルなどに売り込む。

 三重の茶の生産量は昨年、静岡、鹿児島県に次いで全国3位。ただ全国的な知名度は高くなく、ブランド力の向上が課題だ。三重県は昨年、茶製造会社「まるは茶業」(同県四日市市)に約205万円で新商品の開発を委託。茶どころで知られる同市水沢(すいざわ)地区で収穫された「かぶせ茶」を使い、成分を凝縮する特殊な製造方法でワインボトルに閉じ込めた。

 商品名は「伊勢冠(かぶせ)」。2月から、同社の店舗やインターネット販売サイトなどで販売する。180ミリリットル入りボトル(税別8千円)もある。鈴木英敬知事は「伊勢茶の海外輸出も視野にブランドイメージを確立したい」と話す。(小川尭洋)