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 県は2017年度のガンカモ類の生息調査の結果を発表した。中海や宍道湖、高津川といった県内7地域の水辺で観測し、渡り鳥など25種5万7061羽を確認した。急減していた16年度より約1万1900羽増え、例年並みに戻った。

 県鳥獣対策室によると、マガモなどカモ類が5万1968羽と最も多く、前年度より約1万1500羽増えた。他にガン類が3130羽、ハクチョウ類が1963羽と続いた。

 観測対象のうち希少種は6種で、今回は5種が確認された。ともに国の天然記念物のマガンは2949羽、ヒシクイは179羽。いずれも県レッドデータブックで絶滅が危惧されているオオハクチョウは4羽、コハクチョウは1959羽、オシドリは168羽で、ツクシガモは確認できなかったという。

 調査は環境省が1992年から毎年1月に全国で実施している。県内では日本野鳥の会県支部員などが担当。県内の観測数は2003年の約12万羽をピークに減少しているという。(富岡万葉)