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患者を生きる・遺伝性がん(2)

 生後間もなく網膜芽細胞腫で右目を摘出した、大阪市内に住む会社員野口麻衣子さん(35)は子どもを産むべきかどうかで悩んだ。

 調べると、両眼一緒に発症した場合は遺伝性のがんの可能性が高いとあった。自分の場合は時期がずれて発症しており、親の遺伝子変異を受け継いでいるのかわからなかった。治療を受けた大阪大学病院(大阪府吹田市)にも10年以上通っておらず、相談する医師がいなかった。

 心配する麻衣子さんに、夫集平さん(32)が言った。

 「おまえと一緒にいるとハンディがあることを忘れるくらい楽しそうにしている。だからたとえ生まれる子どもが病気になったとしても、不自由かもしれないけど、不幸ではないと思う」

 麻衣子さんの心にしみた。自分…

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