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 テレビ朝日は29日、情報番組「ワイド!スクランブル」のアシスタントディレクター(AD)が日本相撲協会の許諾が必要な映像を使用するため、協会から承諾を得たとする書類を偽造していたと発表した。

 同社によると、ADは1月17日の放送で相撲協会の許可が必要な資料映像を使うため、過去に協会へ送った申請書の放送予定日や協会が押した決裁印の日付を手書きで改ざん。それを上司のディレクターに示し、「協会から許可を得た」と虚偽の説明をした。17日の放送ではこの映像は使われなかった。17日に協会からの問い合わせで発覚した。

 ADは聞き取りに対し、「協会の受付時間を過ぎてしまい申請を断念した。写真では味気ないVTRになると思い、偽造を思いついた」と話したという。

 このほか、同社は昨年11月から今年1月にかけて計4回、協会の許諾を得ずに資料映像を放送していたこともわかったという。

 同社は報道局次長兼情報センター長、番組のチーフプロデューサーを減給1カ月の懲戒処分とした。広報部は「社内教育を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントした。