[PR]

 沼津市を中心に「伴走型の就労支援」の取り組みが県内各地に広がっている。一般市民や地域の企業が若者の就労を継続支援する仕組みで、近年は、対象が若者から生活困窮者全般に拡大。活動主体のNPO法人「青少年就労支援ネットワーク静岡」(静岡市)は、地域密着の「おせっかいの輪」を「静岡方式」と名付け、今後も相互扶助の輪を広げようとしている。

 NPOが運営を受託している沼津市自立相談支援センター(同市日の出町)は発足3年。事務所には県東部の大きな地図が張り出され、今どこで誰が何に困っていて誰が支援に入っているかが一目で分かる。

 センター長の米山世紀さん(35)に若者らの就労を促す「静岡方式」の基本原則を挙げてもらった。困っている若者を支える地域の人を増やす▽若者がより多くの人と出会い、自ら動き出すきっかけをつくる▽自ら動いた若者に「伴走」し、支援を続ける。一対一ではない地域の人間関係で包み込む構図が見えてきた。

 常駐スタッフの堤絵理さん(4…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら