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ロータリーエンジンの半世紀 栄光編(13)

 1990年9月ごろ、フランス・パリ。高級ホテルで、各メーカーの代表者らが非公式に会合を開いた。メルセデスやジャガー、プジョー。日本のトヨタ、ニッサン、そしてマツダ。

 議題はすでに示されていた、排気量3・5リットルの自然吸気エンジンに統一されるという新ルール。ターボエンジンで闘っているところの中には、91年も既存のエンジンで闘うことを望む声も強い。だがそれは新ルールを守ろうとするところからすれば「話が違う」。ならば車重でハンディを、という話になっていく。

 トヨタのモータースポーツ主査、福井敏雄(80)は、「仲間を減らしたくはない」と思っていた。新ルールを適用すればロータリーエンジン(RE)参戦の道は断たれる。静かに座ったままの大橋孝至(たかよし)を「大丈夫か」と気にかけていた。だがすでに大橋は海外の一部のメーカーに「根回し」を終えていたのだ。

 トヨタ、ニッサンはRE存続を…

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