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 北朝鮮問題を研究する米ジョンズ・ホプキンス大の研究グループ「38ノース」は1月31日、平壌近郊の美林(ミリム)飛行場周辺の衛星写真を分析した結果として、少なくとも兵士1万2千人と110台の軍用車両が集まっていることを明らかにした。平昌(ピョンチャン)冬季五輪開会式の前日にあたる2月8日に開くとみられる軍事パレードの練習の可能性がある。

 38ノースは、商業衛星が1月28日に撮影した画像を分析。同飛行場には兵士のほか、戦車などの軍用車両が集まっていた。ただ、過去のパレードで見られた弾道ミサイルの発射台は確認されなかった。「今回は比較的小規模になるかもしれない」と予測する。

 一方、米CNNテレビは31日、北朝鮮情勢に詳しい複数の外交筋の話として、北朝鮮が軍事パレードで多数の長距離弾道ミサイルを披露する計画であると報じた。北朝鮮が昨年11月29日に試射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星(ファソン)15」も含まれるという。

 外交筋はCNNに対し、北朝鮮が五輪直前に大量のミサイルを見せることで「米国人を震え上がらせようとしている」と指摘した。ゴールドスティーン米国務次官(広報担当)は31日、記者団に対し、「軍事パレードを実施しないでもらいたいというのが、米国や韓国の願いだ」と語った。(ワシントン=峯村健司)

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