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 3月7日に創業100年を迎えるパナソニックは、1990年代以降、成長できずにもがいている。大企業病を克服し、ふたたび成長するにはどうすればよいか。就任から6年を迎える津賀一宏社長(61)に聞いた。

 2012年の社長就任後は「脱家電」を掲げ、自動車や住宅などのビジネスにシフトしてきました。

 「創業者の松下幸之助氏は『素直な心』を持て、と言った。右肩上がりの時代に進んだ家電の普及も一巡、二巡し、お客さんの関心も自動車や住宅、子どもの教育、老後の暮らしなど様々な方向に向かっている。素直に考えると、そっちに行かざるを得ない」

 「今年度は増収増益がほぼ見えてきた。就任当時は、(プラズマパネルへの投資の失敗などで)2年連続で7千億円を超える赤字が出たが、赤字を止血しながら家電、特にテレビに偏りすぎていた事業を修正してきた。大きくて見えにくかった組織も改革した。普通の会社に戻すという意味では、一区切りついたのではないか」

 この20~30年を振り返ると、会社はほとんど成長していません。

 「私が社長になって、まさに実感したのがそれだ。会社の成長のタネはゼロではないが、マイナスになる事業の方が多い。手を抜いていたわけではないが、お客さんの嗜好(しこう)や競争環境の変化に対応できていなかったからだ」

 どうしてそうなってしまったのでしょう。

 「皆、偉大な松下幸之助がつく…

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