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 愛知県豊田市が外国人観光客向けに設けたPRサイトに、黒海に面した小国、ジョージア(グルジア)からの閲覧が集中している。2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の試合会場でもあることから5カ国語で掲載しているが、ジョージアからの閲覧数は、2位イタリアの2倍超、全体の半分近くを占めている。

 同市のウェブサイト「VISIT TOYOTA CITY」は昨年10月、英語、韓国語、中国語で立ち上げられた。豊田スタジアムで開催される試合にジョージアとイタリアの登場が決まり、12月15日に両国語版が追加された。市内の観光名所や飲食店、宿泊施設の情報を画像とともに紹介している。

 1月31日までの閲覧総数は10万520で、うち1位のジョージアからが4万7933。2位がイタリアで2万109。以下南アフリカ(9715)▽ニュージーランド(9544)▽イギリス・ウェールズのみ(5188)など。日本からは2297。

 ジョージアなど4カ国内とウェールズでは先月24日まで、関連単語で検索をすると、同サイトが広告として表示されるようにしていたため、閲覧数は多かったというが、25日以降もジョージアの1位が続いている。

 理由について、市の関係者による「推理」は、「小さな国がW杯に出場するため盛り上がっている」「(ジョージア出身で大相撲初場所で優勝した)栃ノ心にちなんで関心を呼んだ」「トヨタ車が有名だから」。

 一方、トヨタ自動車の広報部は「シェア(市場占有率)が特別高いと聞いていないので、ラグビー人気が高いからではないか」。在日ジョージア大使館(東京)は「ワールドカップのおかげでは。試合会場も関心を集めていると思います」と話している。(臼井昭仁)