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 平昌(ピョンチャン)五輪で、スケートの日本代表選手に高機能マスクが提供されることになった。ウイルス対策だけでなく、気密性を高めて呼吸に負荷をかけ、心肺機能を高められるのが特徴だ。

 マスク「bo―bi(ボービ)カロリー」はメッシュ製造会社「くればぁ」(愛知県豊橋市)が開発。あえて呼吸に負荷をかけるよう異なる機能を持つフィルターを10層重ねた。監修した間柴医院(埼玉県飯能市)の間柴正二院長(消化器科)は「呼吸筋や腹筋などを刺激し、カロリー消費を増大させることが期待できる」と話す。大学の研究機関の実験では、マスク装着前のカロリー消費量が8時間で約100キロカロリーだったのに対し、マスク装着後は3倍。肺活量も倍増した。

 昨年3月末には、名城大学(名古屋市天白区)の女子駅伝部にこのマスクを提供。持久力や心肺機能の向上につながることを実証しようと、トレーニング時に着用してもらった。積極的に使ったという赤坂よもぎ選手(22)は「着けて走ると息苦しく、心肺機能が鍛えられている実感があった」と話す。

 気密性の高い同社製のマスクは、これまでにもスキージャンプの葛西紀明選手やフィギュアスケートの羽生結弦選手が使っていたことで知られる。同社は平昌五輪に向け、日本スケート連盟とオフィシャルサプライヤー契約を結んだ。250枚のマスクを提供し、スピード、フィギュア、ショートトラックの代表選手らが着用するという。

 マスクは一般販売もしており、1万7980円(税込み)から。「Clever」のロゴが入った期間限定の「平昌2018モデル」(2万1600円)もある。専用ケースに入れれば100回以上洗濯機で洗っても性能はほとんど落ちないという。問い合わせは、くればぁ(0532・51・4151)。(松永佳伸)