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 韓国と北朝鮮による合同チームに注目が集まる平昌五輪の女子アイスホッケーで、1次リーグ3試合分の入場券は予約分が完売し、観戦を希望する人たちの間で「入手戦争」が起きている。

 「金額については、ご相談が十分に可能です」

 韓国のオークションサイトには、入場券の譲渡を求める書き込みが殺到している。1次リーグの価格は2万~6万ウォン(約2千~6千円)だが、「20万ウォン(約2万円)で買います」という書き込みもある。

 1日に書き込んだ韓国南部の昌原(チャンウォン)市に住む会社員男性(43)は「中学3年と1年の2人の息子に『合同チームの観戦は、一生に二度と来ないかもしれないチャンスだから絶対に行きたい』と言われて」と話す。

 1月31日現在、入場券全体の販売率は約75%。開閉会式、フィギュアスケートや男子アイスホッケーなどはまだ余裕がある一方、合同チームの試合は、入場券の約2割にあたる当日券にかけるしかない。

 当初、女子アイスホッケーの入場券は販売が不調で、行政が大会組織委員会から買い取り、観戦を促すために社会教育の名目で市民に提供する対象の一つだった。ソウル郊外の議政府(ウィジョンブ)市で会社を経営する秋英相(チュヨンサン)さん(46)は、市の生涯学習プログラムに応募し、10日のスイス戦を家族3人と見に行く。「週末に遊びに行こうという程度だったが、こんなに話題になるとは。北朝鮮の応援団も見られそうだ」と楽しみにしている。(江陵=中小路徹

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