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 地域ならではの食品のブランド化を図る国の地理的表示保護制度(GI制度)に「小川原湖産大和しじみ」が昨年12月登録され、生産団体である小川原湖漁協(東北町)の関係者が2日、県庁を訪れ、青山祐治副知事に報告した。徹底した資源管理が評価されたといい、同漁協は付加価値が高まると期待している。

 この制度は、国が地理的表示法に基づいて品質面を保証し、登録されると農林水産省が定める「GIマーク」をつけて販売できる。県内産品での登録は、「あおもりカシス」、「十三湖産大和しじみ」に次いで3品目。

 小川原湖産大和しじみは、1983年から1人1日あたりの漁獲量を制限。収量を確保しつつ個体数を残すため、殻長15ミリ未満の漁獲が禁じられている。また、シジミの身が傷まないように基本的な漁獲方法として熊手状の金属製の歯がついた「ジョレン」を人力で引き上げるようにしている。

 同漁協の濱田正隆組合長は「小川原湖の資産が見直された」、青山副知事は「模範漁協としてしっかりやってくれている。全国、世界にPRしたい」と話した。(中野浩至)