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 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」に搭載予定の新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の迎撃実験について、小野寺五典防衛相は2日午前の閣議後会見で、「迎撃できなかったということは、うまくいかなかったということ」と述べ、実験が失敗だったと認めた。

 迎撃実験は米ハワイ州の太平洋ミサイル試射場で1月31日(日本時間)に行われた。失敗は昨年6月に続いて2回連続だ。小野寺氏によると、今回の実験はSM3ブロック2Aとレーダーやシステムとの連携を確認する統合試験で、米政府が現在、実験の詳細を確認中という。小野寺氏は「仮にミサイルに改善できる点があれば、今後の生産過程に反映していくことは十分可能と考えている」と述べた。

 防衛省はSM3ブロック2Aを21年度から海自イージス艦に、23年度導入のイージス・アショアにも搭載する予定だ。小野寺氏はSM3ブロック2Aの配備への影響について、「現時点では、大幅なスケジュールの変更が必要になるとの情報は得ておらず、取得計画や予算要求の変更が必要になるとは考えていない」と説明した。(板橋洋佳)