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 田津駅(島根県江津市桜江町)の北側には30ヘクタールほどの見渡す限り平らな耕作地が広がる。昔から、地名を取って「川越ゴボウ」と呼ばれたゴボウの産地だった。

 この一角で現在、年間15トンのゴボウを栽培する農家の反田(はんだ)孝之さん(47)によると、この辺りは江の川の幅が狭くなっていて、およそ5年に1回は大雨で浸水する土地だ。そんなふうに川によって運ばれた土が長い間に積もったため、長さ1メートル以上のゴボウが根を張れるほど土が深いという。

 反田さんは毎年11月、連作にならないよう、畑の違う部分を使って植える。全く肥料を与えなくても育ち、年配の人からは「昔のゴボウの味がする」と言われるという。先端の部分を生で食べても甘みがあり、「干して食べてみたら、干し柿のような甘さだった」と反田さん。

 川越ゴボウはかつて、年間100トン近く生産され、京阪神や首都圏にも出荷していたと桜江町誌などの文献には書かれているという。現在まとまった量を栽培するのは反田さんだけで、生産者全体でも20トンを切るほどになっている。

 反田さんはこれからもゴボウを作り続けていくつもりだ。

大勢の乗客 貨物も連結

 JR石見川越駅(江津市桜江町川越)は1931年に開業した。JR西日本米子支社によると、昭和50年代までは線路を挟んでホームが二つあり、上下線のすれ違いができたという。

 川越地区出身の柳光治太郎(り…

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