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 スイス・ジュネーブにある国際移住機関(IOM)は2日、同日未明にリビア沖で難民ら推定約90人を乗せたボートが転覆し、海に投げ出されたと発表した。これまでに10人の遺体が沿岸に打ち上げられた。生存者3人は岸に泳ぎ着いたり、地元の漁民に救助されたりしたという。残りは行方不明。多くがパキスタン人とみられるという。

 IOMによると、地中海を渡って欧州に到着した難民らは今年すでに6624人で、うち4256人は、リビアなどから地中海中央部を渡ってイタリアに向かうルートだった。今年の死者・行方不明者246人のうち、このルートでの犠牲は218人を占める。

 先週末には同じルートで、130~135人の難民らを乗せたボートから、96人が救助された事案もあったという。(ジュネーブ=松尾一郎)

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