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 富士山頂に日没や日の出の太陽が重なる「ダイヤモンド富士」が、写真映えすると人気だ。山中湖周辺では10月中旬から2月下旬まで撮影できるが、特に2月は「湖畔の雪景色の中できれいに撮れる」と評判だ。山中湖村平野の撮影ポイントには週末に大勢のカメラマンが集まる。ダイヤモンド富士を撮り続ける地元のプロ写真家冨塚晴夫さん(70)、裕子さん(71)夫妻に撮影の心がけやコツを聞いた。

 冨塚さん夫妻は日本写真家協会所属。晴夫さんは1986年まで米国西海岸で暮らし、日本の雑誌社の依頼でハリウッド俳優や建築、アメフトなどを撮影してきた。約30年前に山中湖村に移住し、以来、富士山を撮り続けている。

 ダイヤモンド富士は各地で観察でき、首都圏からも毎年決まった時期に東京スカイツリーや高尾山頂から日没の様子が見られる。その中で山中湖畔が人気なのは、風がなく波が立たないと湖面にも富士山が映る「ダブルダイヤモンド」になるからだ。

 冨塚さん夫妻や山中湖村によると、太陽の軌道の関係などで、数ある湖の中で静岡県の田貫湖(日の出)と山中湖(日没)で撮影可能という。さらに肉眼では見られない光の輝き(光芒〈こうぼう〉)が写真では表現できる。「まさにダイヤモンドの輝きです」と晴夫さん。2003年、晴夫さんは山中湖畔からのダイヤモンド富士の写真を新聞で紹介した。

 村観光課によると、近年は週末に撮影条件がよいと、約2千人が撮影ポイントに殺到。路上駐車の車があふれ、三脚が湖畔に並ぶ。カメラマン同士がけんかになることもあるという。冨塚さん夫妻は「神秘的な自然現象です。みんなで仲良く心穏やかに見たいものです」と嘆く。村観光課の担当者も「狭い場所なので譲り合ってほしい。一目見たいと外国人旅行者も大勢訪れます」と話す。

 冨塚さん夫妻は首都圏などでダイヤモンド富士の撮影講習会を開いてきた。撮影のアドバイスは次の通り。(河合博司)

冨塚さん夫妻のアドバイス

①撮影感度(ISO)200でシ…

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