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 栗東市の小学生約20人が3日、水草を食べ、水の浄化に役立つとされるワタカの稚魚を琵琶湖に放流した。「栗東ロータリークラブ」が続けている取り組みで、市内の小学校に稚魚を贈り、児童が育てた魚を放流している。今回は大宝、大宝西、大宝東の各小学校で半年ほど飼育された。

 この日朝、野洲市吉川の琵琶湖岸に集まった児童らは、体長5センチほどのワタカに「大きくなってね」などと声をかけ、湖に放した。その後、近くの施設で、飼育の様子などを学校ごとに発表し、県水産試験場の職員から琵琶湖の魚を取り巻く環境の変化などについての話を聞いた。

 大宝小5年の下岡ここねさん(11)と筈井葵生(きなり)さん(11)は「ワタカのことを勉強して、琵琶湖の魚や環境について興味が湧いた。別れるのはちょっと寂しいけれど、元気に育ってほしい」と話した。(八百板一平)