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 有権者は前市長の「出直し」に、理解を示さなかった。自民党の推薦を得るため、現金200万円を党支部役員に渡したという前職の辞職に伴う大阪府岸和田市長選。大阪維新公認で新顔の元府議永野耕平氏(39)が初当選し、「政治とカネ」の問題で混乱した市政の立て直しが迫られる。

 4日夜、前職の信貴(しぎ)芳則氏(56)に約2千票差をつけて当選を知らせる速報が流れると、事務所に集まった支持者約200人が抱き合って喜んだ。永野氏は「一から全部やり直す」と、市政の刷新を強調した。

 一夜明けた5日午前、岸和田市役所であった就任会見で永野氏は「平等に市政が運営されていくことが、しがらみのない政治。一部が得をしないような市政をつくっていかねばならない」と決意を述べた。

 今回の選挙は、信貴氏が2013年11月の市長選に初めて立候補した際、自民党の推薦を得るため、党支部役員に現金200万円を預けたとされる問題がきっかけとなった。

 議会の追及が強まるなか、信貴氏は辞職して出直し選に打って出たが、過去2回の選挙では共産党の市議から自主的支援を受けたものの、今回は自主投票となるなど状況は厳しく、逆風をかわしきれなかった。

 信貴氏の事務所では、落選が決まると支持者の一部が「マスコミが悪い」などと声を荒らげ、「出て行け」と退席を迫る場面も。信貴氏は敗因について「私にはわかりません」とだけ語った。

 現金授受問題は今後も、市議会…

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